森とつながるシェア工房「ファブビレッジ京北」廃校舎にオープン

株式会社堤淺吉漆店もプロジェクトメンバーとして参加し、当社堤卓也が共同代表を務める、⼀般社団法⼈パースペクティブ(本社:京都市右京区京北辻町藤野ノ元 48 代表理事 ⾼室幸⼦・ 堤卓也)が、この度令和 5 年 3⽉21⽇、旧京北第三⼩学校内(京都市右京区京北上⼸削町弾正 27) に「ファブビレッジ京北(Fab Village Keihoku / FVK)」をオープンします。

「森とつながるシェア⼯房『ファブビレッジ京北』」では、⽊⼯を中⼼に『つくる』を実践しなが ら、素材を育くむ⾃然と、私たちの暮らしとの関係性について学ぶことができます。歴史に根ざ した⽊材のまち、京北ならではのシェア⼯房として、地域内外の知恵と実践が集う場となります。


FVKではこんなことが出来ます。

【 FVK KOUBOU 】

「森とつながるモノづくり」の実践の場 ファブビレッジ京北の“KOUBOU”は、地域の⽊材を使って⽊⼯を中⼼とした「つくる」を実践 できるシェア⼯房。地域の⽊材で、⼿ぶらで⽊⼯を始められます。作りたいモノのイメージを持 ち込んで職⼈に相談しながら作ったり、ワークショップやお教室に参加して着実にスキルアップ していくこともできます。

【 FVK LAB 】

「つくること」と社会との関係性を考える、探索的プロジェクト ファブビレッジ京北の“LAB”では、様々な研究分野の⼈と連携し、モノづくりの流域のあり⽅や その歴史、そして「つくる」ことがどのように社会を変えうるかを研究・調査し、その成果を社 会に還元するラボ事業を展開しています。ファブビレッジ京北は、こうした産学連携ラボ事業の 拠点にもなります。

連携機関:⼤阪⼤学Ethnography Lab・京都⼯芸繊維⼤学 サステイナビリティ・デザイン研究室


各種関連イベント多数

オープンに際し、3 ⽉ 21 ⽇〜5 ⽉ 21 ⽇までをお披露⽬期間とし、各種記念イベントを開催いたします。「森とつながるシェア⼯房『ファブビレッジ京北』」という新しい拠点をご紹介するイベントとして、「⼯藝の森」と連動する企画を多数⽤意しています。「⼯藝の森」は、モノづくりが⾃然から始まっていて、また⾃然に影響を及ぼすものであることを表現するためにパースペクティブが掲げる概念であり、この概念を象徴する場所として同社が⼯藝素材の森づくりに取り組む森(京都市合併記念の森内―京都市右京京北下⼸削町)も、「⼯藝の森」と呼ばれています。

漆の枠を越えた、モノづくりの”つなぎ役”に

漆の原材料屋である私たちは、漆という素材の素晴らしさを発信していくだけではなく、林業や他の工藝分野、素材との連携を深め、「森づくりからはじまるモノづくり」を掲げ『工藝の森』立ち上げに、堤卓也を中心に関わってきました。今回オープンするFVKは、その想いを具現化する場所の一つ。古来から接着剤として使われてきた漆という素材を扱う会社として、人、地域、自然、素材など、今の時代に離れてしまいがちなモノ同志を「繋ぎ合わせ」、これからも工藝の森発展に漆を軸に尽力していきたいと思います。


森とモノづくりがつながっていることを⽰す⼆つの拠点「ファブビレッジ京北」と「⼯藝の森」に、この機会にどうぞ⾜を運んでみてください!

各種関連イベントの詳細は掲示フライヤーまたはコチラをご覧下さい。

連絡先:⼀般社団法⼈パースペクティブ ⾼室幸⼦ e-mail: sachi@prspectiv.co


asakitichi tsutsumi