【刷毛や狐】作り手から使い手へ、直接伝えるメッセージ。#職人探訪番外編

漆刷毛職人・田中信行氏に従事し、その技術と伝統を継承する唯一の職人、内海志保さん。地元会津で独立し、2020年7月から正式に田中製漆刷毛の事業を継承。同年10月には「刷毛や狐」の新屋号でスタートを切った若き女流刷毛師。当社でも早速「新並通刷毛」の取り扱いをさせて頂いています。


「並通刷毛をよりうまく活用いただけたらな」
刷毛師・内海志保さんから漆屋に寄せられたメッセージ。

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申し遅れました、堤淺吉漆店の似非ライター・森住です。

そんな内海さんとは、ちょくちょくFacebookのMessengerで連絡を取り合っています。

実は今、狐製漆刷毛の取り扱い種類を色々と増やして行こうと、オーダーをしているところですが、お陰様で現在取り扱っている「新並通刷毛」の注文が予想以上に多く、こちらは数ヶ月前から追加発注をかけていました。まだかなぁ。オンラインショップでもぼちぼち品切れが出てきた3月上旬。

「並通しがやっと完成しました」

とメッセージが。
返事をして、その他今後のラインナップの件など、もろもろやり取りしたその日の夜・・・。

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と、こんなメッセージが送られてきました。
添付されたファイルを開いて内容を見てみると、「新並本通しについて」と題して、その特徴がビッシリ。
売る立場の私たちも知らないことがたくさんあり、すごく勉強になります。


とっても素敵ですよね。
作り手から使い手へ。
直接伝えるメッセージ。
使う人がもっと使いやすく。
知識の少ない人にもっとわかりやすく丁寧に。

漆刷毛を販売する私たち漆屋は、作り手と使い手の間にいる仕事。
だからこそ、わかること、出来ることがあるわけで。
ただ右から左で売るだけではダメ。
売る側の解釈だけで販売してはダメ。

作り手の意見を使い手に伝えること。
使い手の要望を作り手に伝えること。

内海さんから送られてきたこのメッセージを見て、その役割の重要性を再確認しました。


これまでも彼女は、自分が作った刷毛がどのように使われているのか。
どんな評価なのか。要望は無いか。改善点は無いか。と、常に現場の声を聞き、良い伝統は守りながらも、ニーズに合った刷毛づくりを心掛けているな、と私は感じていました。そうですよね? 内海さん。
質問も貪欲だし、モチベーションが高く、いつも感心していました。

そんな内海さんから届いたこのメッセージ。皆さんにシェアします。
「新並通刷毛」の特徴・使い方。作り手から使い手へ、直接届けます。

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asakitichi tsutsumi